海から遠い大分県竹田市で、江戸時代から食べられている「頭料理」。
貴重な魚を余すことなく食べようという想いから生まれた、魚料理です。小さい魚は、海から運んでくる間に
傷みやすいので「ニベ」や「アラ」などの大型魚を使い、頭の各部位や内臓まで使う料理。
調理方法はゆでるというシンプルなものながら、部位によってゆで加減を変えたりと、調理には巧みな技術が
必要です。
2022年春、世代を超えて受け継がれ愛されてきた食文化をたたえる、文化庁の「100年フード」に頭料理が
認定されました。
現在も、頭料理を提供するお店の一つ老舗料理店「友修(ともしゅう)」でその魅力に迫りました。
放送日:7月12日