大分県の豊後水道の真ん中付近に位置する岩島にそびえる水ノ子島灯台。明治37年から航海の安全を見守っています。花崗岩を積み上げ4年の歳月をかけて完成したそうですが、速吸の瀬戸といわれる程、潮の流れが速いこの海域でどのようにして建設されたのか記録が起こっていないため分からないそうです。太平洋戦争中、航空機による機銃掃射でレンズなどが打ち砕かれたそうで、今も弾痕が灯台内に残っています。今回は水ノ子島海事資料館でボランティアガイドをしている肥後四々郎(ひごよしろう)さんに水ノ子島灯台について、昔のエピソードや想いを伺いました。
放送日:11月2日