レポート
2022.06.15

佐伯市米水津の「ひじき」 ~地元で獲れる大切な海の恵み~

県内有数の「ひじき」の産地

  1. 佐伯市米水津
  2. 米水津のひじきは粒が大きくて柔らかくて味がいい

佐伯市米水津(よのうづ)は、県内でも有数の、ひじきの産地。

リアス式海岸で、多くの岩場があり、ひじきの生育に適した環境が広がっています。

「粒が大きく柔らかくて非常に味がいい。」

大分県漁協米水津支店の塩月さんも、その味には太鼓判です。

地元の漁師さんが集合!米水津恒例のひじき漁

  1. ウエットスーツで素潜り
  2. 網かごで効率よく水揚げします

5月某日。この日は米水津の海岸に 地元の漁師さんや海人(あま)さんが集まり、

ひじきの収穫が行われました。

ひじきの収穫は、例年、3月から5月の間に行われます。近年は、気候変動による

水温上昇などの影響で、ひじきの収穫量は減少。収穫できるのは、1年でもごくわずかの

タイミングです。

小型の漁船いっぱいに収穫されたひじきは、クレーンで陸揚げされて、

加工場に運ばれていきます。

地元の海の恵みに親しんでもらいたい

  1. 佐伯市立米水津中学校のひじき漁体験
  2. 大分県漁協の塩月さん

米水津地区では、地元で獲れるひじきに 親しんでもらい、味わってもらいたいとの思いから、

毎年春に、地元の中学生がひじき漁を体験しています。

「米水津ならではの体験。身近なひじきについて知ることができて、加工の仕方も

知ることができる、いい体験になっている。地元の私も子どもの頃体験した。」と塩月さん。

地元で獲れる海の恵みに触れることは、地元の海を守る第一歩。

塩月さんも、そう願っています。

イベント詳細

イベント名米水津「ひじき漁」
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