中津市と周辺の多くの小学校では、毎年総合的学習の時間に干潟の学習をしています。
①今年も梅雨の合間の快晴の下、豊前海を臨む小学校の4年生たちと干潟で生きもの観察をしました。子どもたちは最初はなかなか生き物を見つけることができませんが、目が慣れてくるといろいろな生き物を見つけて大騒ぎです。
②また、中津市の源流の小学校では、山と川と海の学習を行っています。この日は中津干潟でカブトガニの赤ちゃんを何匹も見つけて大喜びでした。引率の先生も、前回はカブトガニを見つけることができなかったのに、今回は見つけられたと大喜び。楽しい一日でした。
③生きているカブトガニを10匹、小学校2年生の教室にお届けしました。図工の授業でカブトガニの絵を描きたいという先生のお願いに、校区の漁師さんが準備してくれました。午前中、4つのクラスでモデル役を頑張ったカブトガニたちは昼過ぎに海に帰っていきました。さて、上手に描けたかな?
NPO法人 水辺に遊ぶ会 足利由紀子
今年はカブトガニを研究する学生さんが東京からやってきました。子どもの頃に水辺に遊ぶ会の干潟観察会でカブトガニを観察したことがきっかけで、大学に入ってカブトガニを研究したいと思ったのだそうです。干潟の活動を19年やっていますが、活動を続けてきて良かったなあと思ううれしい出来事です。
イベント名 | 中湯干潟コラム |
主催 | NPO法人水辺に遊ぶ会 |