海の事故ゼロキャンペーン実施中！ | 海と日本PROJECT in 大分県

7月は海の月間。海上保安庁は、7月16日から31日までのあいだ、海難0（ゼロ）への願いを込めた『海の事故ゼロキャンペーン』を実施しています。キャンペーン開始に先立ち、大分海上保安部近くの埠頭にて、一日海上保安官の任命式がとり行われました。任命されたのは、工藤奈々さんと、都奈桜さん。照りつける強い日差しの中、身を引き締めながら任務遂行を誓いました。大分県では、例年50隻前後の海難事故があり、小型船が約8割を占めています。そのほとんどは人為的な、不注意によるところが大きく、日頃から事故防止への意識を高めてほしいと海上保安庁は活動を行っています。

一日海上保安官の2人は、さっそく海上保安庁の巡視船に乗り込みました。別府湾を1時間かけてパトロールし、マイクを使ってトレジャーボートで釣りをしている人たちに安全航行を呼びかけました。

このあと、JR大分駅前で「海の事故ゼロキャンペーンセット」を配りながら、街頭でも海難事故を起こさないように！の注意喚起をうながしました。大分駅前には、海上保安庁のマスコットキャラクター・うみまる君も登場。工藤さん、都さんとともに、注目を集めていました。これからレジャーなどで海に出る機会が増えていきますが、十分な準備と、危険と背中合わせであるという意識を忘れずに海を楽しみたいですね。