大分県中津市沿岸に広がる「豊前海」。さまざまな魚介類の漁場である、この豊前海でとれた、新鮮な魚介類を中心に提供しているのが、
中津市の鮮魚店「海渡(かいと)」
林亮さん・菜摘さん夫妻によって、2021年12月にオープンしたばかりのお店です。
ご主人の亮さんは、地域の魚屋を絶やさないためにと会社員からの転身。農協直売所で1年間の修行の後、お店を開業させました。
古くから、実家が水産業を営んでいたこともあり、亮さんにとって海や魚はとても身近な存在でした。
妻の菜摘さんも、父の秀明さんも、そんな亮さんの挑戦を後押ししています。
亮さんの1日は、早朝、魚市場での仕入れからはじまります。
「まだまだ競りで負けることが多いけど、いい魚を買い付けられた時にはうれしい。朝早いのにも慣れて、競りは楽しい。」と亮さんは話します。
海渡のオープンから半年、常連のお客さんも増えてきました。「がんばってほしい」と地元住民の期待も大きく、「まちの魚屋さん」として着実に成長しています。
まず、地元中津の人達に愛され、子どもたちにも親しまれるお店づくりを。そして、地元の魚や海の魅力を、地域の子どもたちに伝えていく活動にも参加していきたい。
亮さんの想いは尽きません。
イベント名 | 中津市の鮮魚店「海渡(かいと)」 |