担い手不足が深刻な津久見市保戸島のマグロ漁ですが、船長を志す20歳の若者が初めての遠洋漁業に出航しました。
県立津久見高校海洋科学校(現 海洋科学高校)を今春卒業した藤田康史郎さん(20)です。保戸島には最盛期167隻のマグロ漁船がありましたが、高齢化や国際的な漁獲規制の影響で減少が続き、担い手不足が深刻となっています。そんな中、この島で12年ぶりの新人漁師となった藤田さんには大きな期待が寄せられています。この日、保戸島から約2800キロ離れたマリアナ諸島の南の漁場に向け約40日間の航海に出発しました。
「不安もある」と語る藤田さんですが、ぜひ研鑽を積んで将来は立派なマグロ漁船の船長に成長していただきたいですね。
https://youtu.be/bhs2zpDowpM