大分市の田ノ浦ビーチで先日、アクアスロンの大会「オーシャンスイム&ビーチラン」が開催され、参加者たちは久しぶりの大会に気持ちよく汗を流しました。
部門はキッズ、初心者、経験者、ペアの各部門。
受付で検温などを済ませ、スタートを待ちました。
大会は無観客、オンライン配信で、時間差をつけてスタートを切るウェーブスタートが採用されました。半年をかけて準備を行い、感染対策を十分に講じての実施です。
大分市トライアスロン連合の秦さんは「(コロナ禍で開催できず)淋しい思いをした人も多いと思いますが、皆さんの感染対策のおかげで開催できました!」と、笑顔で開会宣言。
大分市スポーツ振興課の宇都宮さんは、「健康増進のために大分市スポーツフェスタを開催しています。12回目となるこの大会を思い出に残る大会にしてください!」とエールを送りました。
まずはキッズの部からスタート。水しぶきを上げながら海に飛び込みます。小学生とは思えないほどの、あっという間のスイムスピード。保護者の方が、トライアスロン経験者が多く、さすがの実力です。
次にスタートしたのは、初心者の部。続いてペアの部。最後に、経験者の部の順番に競技が行われました。
浮島の芝生広場にゴールすると、みなさん笑顔で達成感に包まれていました。初めて参加した24歳の男性2人組は、前日に筋トレを兼ねて登山をしたが、疲れが取れず作戦ミス! しかし楽しかった!と玉のような汗をぬぐっていました。競技はリアルタイムで配信され、並走して秦さんが参加者にインタビューすると、「きついです!」と顔をくしゃくしゃにしました。コロナ禍でスポーツができなかったことで、体を慣らすのはたいへんだったようですが、みなさん本当に楽しそうで、この日を待ち望んでいたのがよくわかりました。
会場にはアクアスロン選手並びに、田ノ浦ビーチを訪れた方に《海の環境を学ぶ場》として「海と日本プロジェクト」のブースが設置されました。
NPO法人水辺に遊ぶ会のご協力で海ごみに関するパネルや漂着物を展示し、多くの方に見ていただきました。
また、大分県提供の海ごみ問題を考える冊子やビーチクリーンタオル、海プロロゴ入りうちわも無料配布し、たいへん喜ばれました。
安心して競技ができるのは、海やビーチがきれいだからこそ。
競技のあとは参加選手の方々で清掃活動を行い、多くの海ごみを回収していただきました。
大会に参加した皆さんは、海でのスポーツができる喜びをかみしめた1日となったのではないでしょうか。
イベント名 | 大分市スポーツフェスタ オーシャンスイム&ビーチラン田ノ浦 |
参加人数 | 参加61選手 |
日程 | 9月26日 |
場所 | 大分市田ノ浦ビーチ |
主催 | 「大分市スポーツフェスタ スイム&ラン」大会実行委員会(大分市トライアスロン連合) |