2日間にわたる海の伝道師育成塾の最後は、勉強してきたことのまとめの時間。振り返りながらの新聞作りです。巡ってきた4カ所のどこの記事を書くかはくじ引きで決まります。これに先立ち、つだリーダーから、「問題に気づく、調べる、何ができるか考える、行動する、伝える、協力してもらう。この6つが大切。伝道師になったら、家族や友達に、学んだことを伝えてください!」と、あらためて激励の言葉があり、さまざまな体験を思い出しながらうなずく塾生たちでした。グループの代表がくじを引き、テーマが決まると、さっそく紙面作りに取りかかります。塾生たちには出発時、携帯カメラが配られており、あちこちで撮った写真をプリントアウトし、切り抜いてレイアウトに使用しました。ほかに、マスキングテープやカラフルなマジックペンを使ったり、およそ2時間、一生懸命に取り組み、それぞれに躍動感あふれる新聞ができ上がりました!
大分合同新聞社の小野さんから、「伝え方もデザインも、個性的で素晴らしい新聞ができ、感動しています。写真やイラストや、見やすいようにあいだを空けている人など、工夫がたくさん見えました」とお褒めの言葉をもらいました。そして、各グループから優秀新聞が発表され、塾生たちや集まった保護者からあたたかい拍手が送られました。最後に、海の伝道師の認定証が授与され、無事に2日間の日程が終了しました。塾生から伝道師になったメンバーからは、「海の状態が非常にわるいことがわかったので、ごみを捨てないようにしたいです」、「ごみや生活排水で海の生き物が少なくなったとわかったので、友達にも伝えたいです」、「50年前の海に戻したいです」など、たいへん前向きな決意の言葉が出ました。
海の伝道師育成塾のようすは9月7日(土)の大分合同新聞に掲載され、同じ日にテレビ大分で14時30分から放送される予定です。JR大分駅のデジタルサイネージでも紹介されることになっています。
イベント名 | 大海原の王 大友宗麟プロジェクトVol.3 海の伝道師 育成塾 |
日程 | 8月19日(月) |
主催 | 海と日本プロジェクトin大分県 事務局 |