 
                        一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全13チームが、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 大分県大会』を10月12日(日)に開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸(まち)から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催しております。スポGOMI甲子園全国大会は、未来を担う高校生たちが「高校生スポーツごみ拾い日本一!」を決める大会に位置付けられ、各県予選を勝ち進んだチームが出場します。
全13チームが参加した大分県大会。2024年度大分県大会で優勝した「簿記はパズルよ~釘宮を照らせ(最終章)」チームが有利かと思われましたが、2024年に引き続き出場の「ばすたーs」が序盤から圧倒的なリードを奪いました。その他の昨年出場のチームも、今回初出場のチームも必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。
結果「ばすたーs」チームは、ごみ総量3.63kg/1,013.0ポイントを獲得し、準優勝チームに39ポイント差をつけて優勝。11月末に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。
「おんせん県」として日本一の源泉数と湧出量を誇る大分県。スポGOMI甲子園 大分県大会の会場となった大分放送本社周辺は、住宅地や公園、コンビニなどが立ち並ぶ地域でしたが、目立ったごみはあまり見当たりませんでした。それでも、気合の入った高校生たちは側溝や公園の茂みなど、普段は見落とされがちな場所に目を光らせ、多くのごみを拾い集めてくれました。
一見きれいに見えるまちの中にも、注意深く見れば隠れたごみがあることを改めて実感しました。
スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在ですが、スポGOMI甲子園への参加を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やすことで、海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと強く思いました。
優勝チーム「ばすたーs」コメント
「このエリア(大分県大会会場)だけで、これだけのごみがあることに驚きました。全国大会でも一心不乱にごみを拾い優勝を狙います!」
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすいまちづくりに貢献します。また、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
一般社団法人うみらいふ
次世代に綺麗な海を見せるため、本事業の実施によって県民に海洋ごみについての関心を持ってもらい、海洋問題に対しての意識を高めてもらう。自発的なごみ拾い、周囲への啓発を行い、さらに個人として排出するごみの量を減らしていく動きをしてもらいたい。
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進し
ています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
※「スポGOMI甲子園」は、日本財団の助成事業です。
| イベント名 | スポGOMI甲子園2025大分県大会 | 
| 参加人数 | 13チーム/39名 | 
| 日程 | 2025年10月12日(日) | 
| 場所 | 大分放送本社前 | 
| 主催 | 一般財団法人日本財団スポGOMI連盟 / 一般社団法人うみらいふ | 
| 協力 | 株式会社セブン-イレブン・ジャパン |