レポート
2016.10.17

11月、かぼすブリのシーズン到来

臼杵湾では、旬を迎える『かぼすブリ』が元気に育っています。

かぼすブリについて

  1. かぼすの粉末。舐めてみると、ほんのり苦味が舌に残ります。これをイワシなどの餌に混ぜて与えます。
  2. 重宝水産の佐々木兼照社長の座右の銘。臼杵湾の養殖場は昭和55年から始まり、自然によって海の環境が常に保たれる稀有な漁場です。
  3. 忙しい季節になりました。朝6:00過ぎには集まり、作業を開始。みなさん一丸となって、かぼすブリの出荷にあたります。

重宝水産が手がけるかぼすブリは、あっさりとした味わい。ブリは血合いが変色しやすく、商品価値が落ちるという難点がありましたが、これを克服したのが、かぼすブリ。魚料理をいただく時にかぼすをかけることが多い大分県。ならば、かぼす(粉末にしたもの)を餌に混ぜれば、内側からさっぱりした肉質になるのでは…この思惑は見事に的中。脂の乗りを残しつつ、臭みの少ない、高品質のブリが誕生したのです。東京の有名寿司店をはじめ、関西、九州各地から注文が相次ぎ、当初10,000匹ほどの出荷でしたが、現在は48,000匹にまで増えています。このかぼすブリ、料理人は、包丁を入れた瞬間に肉質の良さがわかるそうです。刺身はもちろん、しゃぶしゃぶもおすすめで、しゃぶしゃぶの時は、皮をつけたまま刺身のように切ったものを使うと、より美味しくいただけます。かぼすブリで、年末年始の食卓をさらに華やかにしてみませんか。

イベント詳細

イベント名かぼすブリ旬入り
日程11月〜3月
場所臼杵湾/重宝水産
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