大分市佐賀関の白木海岸で、関アジトライアスロンフェスタが開催され、県内をはじめ、福岡県、熊本県、山口県などから、68人の選手たちが集まりました。
関アジトライアスロンフェスタは、昨年までのトライアスロンミーティング(練習会)をリニューアルしたもので、初心者でも参加しやすいよう、スイム、バイク、ランともに、オリンピック競技距離の半分に設定したイベントです。
開会式に続き、まずはキッズのデモンストレーションが行われました。スイム100m、バイク2km、ラン1kmのキッズ用の距離を競います。名前を呼ばれると元気に呼応。どの子も引き締まった体つき。スタートの合図とともに一斉に泳ぎ始め、あっという間に岸にあがると、バイクにまたがり疾走、そしてランへ。1位で戻ってきたのは佐伯市の小学生。「いつも水泳はしているけど、3種目をやったのは初めて」と息を弾ませながら、完走と勝利を喜びました。キッズのデモンストレーションに参加したのは、7歳から12歳までの7人。1人をのぞき全員が初トライアスロンとのことでした。
続いて、一般の部。スイム750m、バイク20km、ラン5kmのコースです。水しぶきをあげて一斉に海に駆け込み、レースがスタートしました。前評判通り、オリンピックを目指す佐賀関病院の新田城二選手が圧倒的な強さでレースを引っ張ります。2位以下を大きく引き離し、堂々の1位でフィニッシュしました。
参加者たちは、自分のレースをすることを目標に、夫婦で励ましあいながらペースを合わせたり、ゴール付近で待っていた家族と手をつないでフィニッシュしたり、思い思いの時間を、気持ちの良い汗とともに過ごしました。
会場では推進パートナーである「関アジトライアスロン実行委員会」と「社会医療法人 関愛会」のご協力をいただき、海と日本プロジェクトのブースを設置しました。番組リポーターの森祐作と実行委員の方で「海と日本プロジェクト」のPRを行いました。多くの選手、関係者の皆さま、お立ち寄りいただきありがとうございました。
フェスタ終了後は、イベント運営のボランティアの方々も海岸に戻り、参加者とともに流れ着いたごみを拾い集めました。
関アジトライアスロンフェスタ実行委員長の稗田真之介さんは、これからも佐賀関の魅力をスポーツを通じて伝えたいと語り、イベントの意義を噛み締めていました。
イベント名 | 関アジトライアスロンフェスタ |
日程 | 7月7日(日) |
場所 | 大分市佐賀関 白木海岸 |
主催 | 関アジトライアスロンフェスタ実行委員会 |