臼杵市の海岸で、地引網を体験してきました！ | 海と日本PROJECT in 大分県

週末ごとに、地元臼杵市や県内各地から地引網の体験を希望する人が訪れる臼杵市の苙場（おろば）海岸。この日は臼杵小学校の1年生の親子レクリエーションが開かれ、子供約30人、大人約40人が集合しました。

まず2組に分かれ、海岸の両端へ。片方の海岸にロープを渡し、艀（はしけ）は、ぐるっと半円を描きながら沖で網を投下、もう片方の海岸にロープの反対側を渡します。それぞれ2列に並んでロープを持ち、準備完了。さぁ、地引網のスタートです！

「うんとこしょ、どっこいしょ！」。元気な掛け声を響かせながら、綱引きのようにロープをたぐり寄せます。両脇から引っ張るロープの半円はじわじわと小さくなり、網が岸に見え始めるとが歓声が起こりました。網の中にはたくさんの大小の魚が飛び跳ねていたのです。まずは、危ない魚がいないか漁師さんがチェック。OKが出ると子供たちは一斉に海の生き物を触りに飛び出しました。動き回るタコ、大きなアオリイカ、カマスの群れ、アジ、ホゴ、カワハギ…さすが、宝の海と呼ばれる臼杵の海です。たくさんの魚が網にかかっていました。

捕れた魚やタコはバーベキューに、イカはお刺身にしていただきました。がんばったご褒美を口いっぱいに頬張りました。生きた魚を手にとったことがない子供たちがほとんどでしたが、魚の感触や、捕れたその場で食べる美味しさを、存分に味わっていました。恵みをくれる海をこれからも大切にしていきたいですね。

お問い合わせ    上浦・深江振興協議会のfacebook

https://www.facebook.com/Uwaura.Fukae/