津久見市四浦の荒代海岸で、「第1回津久見市長杯テクノ293つくみCUP」が、2日間にわたって開催されました。テクノ293は、全国の大学生が操る艇のタイプ。大分大学医学部のウインドサーフィン部を中心に、宮崎や鹿児島の大学生たち、国体選手も集い、風を読み、スピードを競いました。
沖でのスポーツは、遠くの浜からセールの番号を確認しながら観戦します。そのため、風や波の様子はなかなか肉眼ではわかりにくいのですが、この日は救護艇に便乗し、艇の邪魔にならない近さまで寄ることができ、そのスピード感に驚かされました。
今回は、U17の日本チャンピオンも参加しました(大分県出身、在住)。この選手のお兄さんは世界チャンピオンで、オリンピックでの活躍が期待されています。選手の育成もこれからどんどん進んでいくことでしょう。
津久見市の職員、五十川(いかがわ)さんは、2年前に水害を受けた地元の地域おこしにと、自身も関わりの深いウインドサーフィンの大会を企画しました。進めていくうちに、テクノ293の293が、ツ・ク・ミと読めることに気づきました。さらなる縁を感じ、継続的な開催と、全国から人が集まる大きな大会に育てることを目標に据えています。
イベント名 | 第1回津久見市長杯テクノ293つくみCUP |
日程 | 7月27日、28日 |
場所 | 津久見市四浦荒代海岸 |
主催 | テクノ293津久見CUP実行委員会 |