姫島車えびのしゃぶしゃぶ、身がぷりぷりです!
この素晴らしい漁業資源をいつまでも残すため、かつての塩田を利用した大規模な養殖が行われています。漁師さんがとった産卵を控えた車エビから卵を採取。ふ化させたのち、塩田跡地の池に放ち、育てます。
出荷の作業場には、池で育てられた車エビが続々と運び込まれ、夜明け前から仕分け作業が始まりました。聞こえてくるのは水音と、箱を閉めるキュキュッという音、そして、暗号のような数字…ナナヨン、マルサン…? 観察していると、エビの個数であることがわかりました。サイズ別に測った2kg分を、箱詰めの際にカウントしていきます。ナナヨンは74尾、マルサンは103尾。数が少ないほどエビが大きく、多いほど小ぶりという意味です。小ぶりは寿司屋などで喜ばれるちょうど良いサイズだそうで、買い手の注文に合わせて分けているのです。箱には酸素を送り込む装置が取り付けられ、少なくとも24時間、エビは元気なまま運ばれます。出荷先は関東、関西など。各地の方が姫島車エビに舌つづみを打つのですね。
生きたまま急速冷凍し、真空パックにもしています。解答すれば生で食べられ、地元や観光客に喜ばれています。車エビのしゃぶしゃぶなど食べ方も多彩。豊かな海ならでは美味しさが堪能できます。
イベント名 | 姫島村 車えび養殖 |
主催 | 姫島車えび養殖株式会社 |
協力 | 安西旅館 |