レポート
2021.05.24

自然に還るエコなレジ袋導入 スーパー細川

海の環境を守りたい

  1. 海洋環境への思いを語る細川社長
  2. 海洋生分解性エコ袋
  3. 以前から興味があったというお客さん

中津市のスーパー細川は、中津まちづくり協議会の提案で、海洋ごみ対策の一環として「自然に還るエコ袋」の導入を開始しました。

 このエコ袋は、トウモロコシなど植物由来のプラスチックで作られており、やがては自然に分解される特質を備えています。

レジ袋等の誤食によるウミガメの生態への懸念、また、分解せずに小さくちぎれて浮遊するマイクロプラスチックは、世界的な問題となっています。

遠い海でのことなどと言っていられません。私たちの暮らしに、やがて大きく跳ね返ってくる重要な問題なのです。

 自然に還るエコ袋は1枚10円で店頭販売されています。他のレジ袋に比べ割高ですが、通常のレジ袋の代わりにこのエコレジ袋を購入するお客さんがいらっしゃいます(多くのお客様はマイバック持参とのことです)。この日、自然に還るエコ袋を購入したお客さんに理由を尋ねてみると、「以前から興味があり、マイバッグに入りきれなかったので買ってみた。中津は海が身近にあるので、地元の海の環境改善に役立てるなら嬉しい。」と話してくれました。

海の環境問題に対する関心の輪が広がっています

  1. エコ袋を導入したスーパー細川
  2. SDGsに力を入れる中津まちづくり協議会
  3. 小学生対象の環境ポスターコンクール

このエコ袋は、市内の小中学生全員に3枚ずつ配布することが決まっています。家庭で海の環境を話し合うきっかけになると良いですね。

中津まちづくり協議会は、日田杉で作ったマイネーム入りの箸を、幼稚園や保育園の子どもたちに進呈し、箸の持ち方を指導する活動も行っています。

マイ箸持参を推進するエコ活動です。また、小学生向けには、環境ポスターのコンクールを毎年実施しています。例年力作が届いており、上位6人の作品はポスターになり、市内各所に展示されます。地域ぐるみで環境問題に取り組む中津市。これまでもこれからも、継続的な活動が期待されています。

イベント詳細

イベント名自然に還るエコ袋導入 スーパー細川
場所中津市:スーパー細川
主催NPO法人中津まちづくり協議会
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