佐伯市とお隣の宮崎県延岡市では、「東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り2019」を開催中です。
16年前から始まったこの催しは、伊勢えび漁が解禁になる9月に合わせて開かれ、毎年多くのグルメ客が新鮮な伊勢えびを求めて訪れます。伊勢えびは、日本地図の長崎県から千葉県までを結んだ帯上に生息していると言われています。中でも大分県佐伯市は、リアス式海岸のため、山からのミネラルがたくさん海に流れ込み栄養が豊富。おかげで伊勢えびの肉質がとても良いと好評です。佐伯市蒲江の丸二水産では、伊勢えびの活き造り、丸ごと使ったお味噌汁や炊き込みご飯、バター焼きなど、伊勢えびを存分に楽しめるメニューを準備しています。「ここの美味しさを他に伝えたくない」と言うお客さんもいると、女将の橋本さんは笑顔で語ってくれました。
海水温の上昇など、海の環境は年々厳しさを増していますが、海の宝物である伊勢えびを安定して獲ることができ、地元の方々は今年も胸をなでおろしています。「東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り2019」は、佐伯市と延岡市で27店舗が実施。うち、佐伯市は21店舗が参加しています。各店が腕をふるう伊勢えび料理は、1人前 6,000円(税別)〜。11月30日(土)まで開催です。
海外の人にも楽しんでもらいたいと、英語版のホームページも作成。佐伯の海の幸を全世界にアピールしています。
イベント名 | 東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り2019 |
日程 | 9月2日(月)〜11月30日(土) |
場所 | 佐伯市・延岡市 |