日豊海岸の岩ガキを味わっていただこうと、大分県佐伯市と宮崎県延岡市、門川町、日向市で「日豊海岸 岩ガキまつり2020」を8月31日まで開催中です。
リアス式海岸で山から流れ込む豊富なミネラルと、暖かい海水と冷たい海水が混ざり合う好環境から、良い漁場として全国に知られる佐伯市。岩ガキの成長も驚くほど早く、養殖では1年半ほどで市場に出回るサイズに成長します。天然ものだと、子どもの頭ほどのサイズ(約2㎏)まで成長し、驚きの見た目に! 海の栄養を物語る特大サイズの岩ガキはとても美味しいですが、クリーミーさを逃さずいただくには、ひとくちサイズがおすすめだとか。蒸しガキや焼きガキなど様々なメニューをお楽しみいただけます。
今回お話を伺った「シマノカキ シンエイマル」は大入島でカキの養殖をしているカキ小屋で、その養殖場ではカキに汚れが付きにくい機械を導入しています。また、殺菌設備を整えて、盛夏でも生ガキが美味しく食べられるように工夫をしているそうです。
店主であり生産者でもある宮本新一さんは、豊かな漁場も近頃は環境の変化があり、以前は捕れていた魚が捕れなくなったと教えてくれました。美味しい岩ガキがいつまでも食べられるよう、海の環境を大切にしていかなければいけませんね。
日豊海岸 岩ガキまつり2020は8月31日までですが、天候等により岩ガキの入荷状況が変わるそうですので、詳しくはこちらのホームページから各店にご確認ください。
イベント名 | 日豊海岸岩ガキまつり2020 |
日程 | 8月31日(月)まで |
場所 | 佐伯市 延岡市 門川町 日向市の各店舗 |