中津市大新田の干潟で7月30日(土)、『夏休み干潟(ひがた)観察会』が開かれました。
遠浅の広い干潟には、生き物がたくさん。水辺に近くと、ザワザワザワ…と小さなカニの群れがいっせいに動きます。干潟観察の指導をしてくださるのは、NPO法人『水辺に遊ぶ会』代表の足利由紀子さん。場所によってはくるぶしまで泥に浸かってしまうので、足元に気をつけながら200メートルほど沖まで歩きます。ここは天然記念物であるカブトガニの生息地。目を凝らして探しますが、その姿はなかなか見えません。すると、足利さんが見つけてくださいました!手のひらサイズのカブトガニはおよそ8歳。20〜30cmクラスは15歳だそうです。参加した人たちは、それぞれに小さな生き物をバケツに入れて陸に上がり、種類ごとに分けて観察。カブトガニをはじめ、珍しい貝や、カニ、シャコなどがたくさん。観察し終わった後は、それらを干潟に返してあげました。足利さんは、「中津の海はこんなに豊かです。カブトガニが歩く干潟なんて、そんなにないですよ!」と、干潟の生き物を守る大切さを教えてくださいました。
イベント名:夏休み干潟(ひがた)観察会
参加人数 :約150名
日 時:7月30日(土)10:00〜12:30
場 所:中津市大新田海岸
主 催:NPO法人 水辺に遊ぶ会
後 援:中津市
指 導:足利由紀子氏(水辺に遊ぶ会)
イベント名 | 夏休み干潟(ひがた)観察会 |