大人気漫画「進撃の巨人」とコラボした空容器回収BOX設置
大分県日田市は、進撃の巨人の作者、諌山創さんの故郷であり、ファンから「聖地」と呼ばれている場所です。ここにこの度、巨人をかたどった飲料容器の回収BOXが設置され、話題となっています。
空容器の回収BOXは、飲み終えた空のペットボトルを回収し、リサイクルにまわす最初の窓口。自動販売機の横に設置してある丸い投入口がついたBOXはご存じと思いますが、残念ながらごみ箱と勘違いし、ごみの投入があとを絶ちません。巨人型の回収BOXの設置は、ごみの投入を防ぐとともに、飲み終えたペットボトルを正しく処分し、資源として再利用してほしいという活動の一環なのです。
除幕式のあと、巨人型回収BOXは、日田駅前の自動販売機の横に設置されました。大きく開いた口にあるふたつの投入口にペットボトルを滑り込ませると、巨人がペットボトルを飲み込んでくれ、ユーモラスな姿に思わず笑みがこぼれます。
日田駅前には大きな啓発パネルも設置されました。海のない日田市ですが、海ごみの約8割は、陸から川を伝って海に流れ込んでいると言われています。海ごみを減らす活動は、陸、山から展開することも大切なのです。巨大パネルは獣の巨人を中心に、回収を「海拾」の文字に当て、海ごみを減らし、海の環境を整えようと訴えています。同様のパネルは、パトリア日田と、道の駅水辺の郷おおやまにも設置されています。進撃の巨人をきっかけに、海ごみへの興味が高まってくれることを願っています。
イベント名 | 「進撃の巨人」コラボ自動販売機専用空容器回収リサイクルBOX完成披露除幕式 |
日程 | 6月9日(水) |
場所 | 日田駅前広場 |
主催 | CHANGE FOR THE BLUE in大分実行委員会 |