8月最初の週末、日本ジュニアヨットクラブの国際競技会が別府市の北浜ヨットハーバーで開催されました。日本をはじめ、オーストラリア、香港、韓国、ニュージーランドの選手(〜18歳)が集い、ヨットを通じてシーマンシップを磨きました。大会の趣旨は、ファストセーラーより、グッドセーラーを育てること。
ですから第1の表彰は、シーマンシップに溢れる選手、指導者、クラブに贈られる『小澤吉太郎特別賞』です(小澤吉太郎氏は、ジュニアヨットの父と呼ばれている人です)。また、国内のジュニアセーラーたちが海外の選手と競うことで国際感覚を磨き、視野を広げていくことも、大きな目的としています。
レースは、OP級の初級、上級、レーザー4.7、国際420級、FJ級に分かれ、スタートしました。まずまずのコンディションの中、風を読み、体を反転させながら、各艇、果敢にレースに挑みました。
ヨットが盛んな地域には、しっかりとした指導者がいます。大分は恵まれた環境にあり、世界を目指す選手も輩出しています。しかし、まだまだ日本は海洋国家のわりにヨットの競技人口が少ないのが課題であり、こういった大会や啓蒙活動を通じて、子供たちにヨットの楽しさを体験してほしいと日本ジュニアヨットクラブ連盟は願っているとのことでした。
イベント名 | 国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2018 |
日程 | 8月3日(金)、4日(土)、5日(日) |
場所 | 別府湾(別府市北浜ヨットハーバー) |
主催 | 主催:一般社団法人日本ジュニアヨットクラブ連盟 共催:大分県セーリング連盟 B&G別府海洋クラブ |