野村重徳さんは、 佐伯市鶴見で シラス(ちりめん)漁を行う、この道35年の漁師さんです。実は、マリンレモン農家も兼業しています。今回は、そんな野村さんの1日をリポートします。
「船びき網漁」というやり方で、探索船と2隻の網船、運搬船の、合計4隻で 佐伯湾の漁場をまわります。水揚げされたシラスは、鮮度が命。 お昼前には、鶴見漁協に水揚げし、直ちに出荷されていきます。佐伯湾は、番匠川の恵みによってプランクトンが豊富で、魚がおいしくなる。野村さんはそう話しています。
野村さんが、マリンレモンの栽培をはじめたのは、まだ2年ほど前のこと。マリンレモン農家である、お父さんが他界し、多くの人の後押しもあって、マリンレモンの栽培を引き継ぎました。実がなったときは、漁師とは違った嬉しさがある。マリンレモンづくりは楽しい。今後は、本業のシラスとマリンレモンを、いい形にコラボさせて、両方にいい効果が生まれるような形に、もっていきたい。 マリンレモンを育てる漁師 野村さんの夢はつきません。
イベント名 | 佐伯の特産「マリンレモン」を育てる漁師さん |