「うみたまご」は、昭和39年に、「大分生態水族館」として開館。
大分の老舗水族館として、昔から 地元の人だけでなく、多くの観光客からも親しまれてきました。
魅力の一つが、地元、大分の海について見て、知れること。
「大回遊水槽」では、豊後水道近海に生息する、90種 1500匹もの魚を見ることができます。
そんな「うみたまご」を語るうえで、欠かせないのが、美しく、銀白色に輝く、見た目が「太刀」の
ような魚、タチウオです。
昭和47年に、当時日本で初めてタチウオを展示したのが、うみたまごの前身のマリーンパレス水族館。
漁獲量の減少に伴い、一時はタチウオ展示をやめていましたが、5年ほど前から再開しました。
タチウオには、ウロコがなく、その表面は細かな粉で覆われているため、採取や飼育は、困難を極めます。
日本でも、飼育・展示をしている水族館は、ごくわずか。
展示を続けることには、飼育員の方の強い想いがあります。
刀のように光り輝く体と背びれの動きが魅力。
お客さんからも「きれいとか、タチウオを水族館で初めて見た」などという感想を聞く。
うみたまごで魚の飼育を担当する鳥越さんは、そうお話ししてくれました。
近年では、海の動物と親しめる施設の拡充や、出張イベントの実施など
子どもたちに、海の素晴らしさや、魚の魅力を体感してもらえる水族館として
水族館「うみたまご」は、ますます進化をとげています。
イベント名 | 大分の海に親しめる水族館「うみたまご」タチウオの飼育・展示 |