波打際から海に滑り込み、くるっと反転して波を操るスキムボード。プロスキムボーダーとして活躍の小田香織さんは、小柄な体格を巧みに使い、波をとらえます。この秋アメリカで開かれた大会で見事に優勝。沖まで泳ぐサーフィンとちがい、波打際で気軽にできるスキムボードは、これからますます人気が高まりそうです。しかし見た目ほど簡単ではないところも。小さなボードを乗りこなすには強い脚力とバランスが必要、そういったところを小田さんは指導しています。
大分県日田市の盆地で育ったこともあり、海への憧れが強かった小田さん。付き合っていたボーイフレンドが延岡市出身でスキムボードをやっていたことで、このスポーツと出合いました。ボーイフレンドは、のちに“旦那さん”に。お2人は現在大分市に住み、週に2回、延岡市の海岸で腕を磨いています。
小田さんは今後、アメリカのツアーに積極的に参加し、世界ランキング1位の獲得を目指しています。大分から世界に羽ばたく日も遠くなさそうですね!
スキムボーダーのみなさんは、環境保全のためのビーチクリーン活動も積極的に行っています。夏場は花火の燃えかすが多く残っていたと胸を痛めています。大切な海をよごさないように、意識を高めていきたいですね。
イベント名 | スキムボードで世界を狙う! 小田香織さん |