佐伯市上浦地区にある海岸、「豊後二見ヶ浦」は大分県を代表する日の出スポット。
夫婦(めおと)岩には、長さ65メートル、重さ2トンもの大しめ縄が渡されています。
その長さから、1994年には、ギネスブックにも掲載されました。
また、今まで一度も切れたり落ちたりしたことがないことから、パワースポットとしても
注目をされています。
豊後二見ヶ浦の大しめ縄は、毎年、12月にしめ縄づくりと張り替え作業が行われています。
そのはじまりは、53年前。地元の野球チームによる、地域振興への想いからでした。
「大しめ縄づくりは、とてもの覚悟がいる仕事。」
「でもきっと、他の「二見ヶ浦」にも劣らないものができると思った。」
そう話すのは、53年前から大しめ縄づくりに関わる、松村さん。
今では、年末の風物詩として、500人ものボランティアの手で作られています。
豊後二見ヶ浦では、現在、完全バリアフリーの「遊歩道」の設置が進められています。
誰にでも、もっと身近に親しんでもらえるように、また、大しめ縄の張り替え作業の
安全のために、これからも、地域の手によって大切に整備されていきます。
この美しい海ある景色を、未来へつなぐ。
豊後二見ヶ浦の大しめ縄には、そんな地元のみんなの強い想いが込められています。
イベント名 | わがまちの海自慢 佐伯市「豊後二見ヶ浦」 |