9月の快晴の日曜日、中津市の大新田海岸では、今年度2回目のビーチクリーンが行われました。200人を超えるボランティアさんが、汗いっぱいで海をきれいにする活動を行ってくれました。
今、テレビや新聞でもニュースになっていますが、日本の、そして世界の海ではプラスチック由来のごみが問題になっています。みなさんの町の海岸はどうですか? この写真のような状態ではないですか?
波打ち際にはたくさんのごみが打ち上がっています。そして、更によく見ると、ごみの下には小さな破片になったごみもたくさんあります。 でも、拾うばかりでは疲れてしまいますので、海のごみと一緒に貝殻や自然の物を拾って帰って工作をしてみました。
丸く切った段ボールに、ボンドで拾ったものを貼り、リボンをかざって「海のリース」を作ってみました。涼しげですてきでしょう。
また、波打ち際のしゃがんで、表面にある色とりどりの小さな小さな破片を集めました。水を入れた透明の容器に、洗濯ノリを溶かし、破片を入れると・・・マイクロプラスチックのスノードームのできあがり。容器をふると、きれいだけれども、海の中がこんな状態になっていると思うと悲しいですね。
透明な容器に水と青いインクを少し入れ、海を作ります。その中に、レジ袋をてるてるぼうず状態にしたものを沈めます。頭の中は水を少し入れます。どうでしょう?クラゲに見えませんか?海の中で漂うレジ袋は、海の生きものたちにどのように見えるかが、ちょっとだけ想像できますね。
たまにはお家でこんな工作をしながら、海の環境について考えるのもいいですよ。
NPO法人 水辺に遊ぶ会 足利由紀子
イベント名 | 中津市の大新田海岸のビーチクリーン活動とプラスチックごみについて |