県立工科短期大学の学生さんたちとのビーチクリーン活動
桜の花の季節が過ぎ、海に吹く風も暖かくなってきました。
今年も中津の干潟と海辺の話題をご紹介します。
数年前から冬になるとサギに似た鳥が数羽やってくるようになりました。クロツラヘラサギという名前の鳥で、韓国などで繁殖し、冬に九州にやってきます。開発による生息地の悪化や狩猟などにより、20年前には200羽程度しか確認されていませんでしたが、最近は数が増えているようです。名前の通り、スプーン(へら)のようなくちばしで、水の中の小魚やエビなどをつかまえる姿を見ることができます。ゴールデンウィークあたりまで、彼らの姿を見ることができますので、興味のある方は双眼鏡を持って中津の海岸を歩いてみてください。
4月に入り水辺に遊ぶ会の初めての行事は、県立工科短期大学の学生さんたちとのビーチクリーンでした。午前中に地域の海の自然や海のごみ問題について学習し、午後は海岸でごみ拾いをしました。みんな頑張ってくれたおかげで、2キロにわたる海岸がとてもきれいになりました。
NPO法人 水辺に遊ぶ会 足利由紀子
イベント名 | 中津の干潟に春がやってきました! |