「オープン・ラボ」は、大学の先生の講義や実習をわかりやすい形で体験してもらおうという試みです。第1回は水産大学校の須田有輔先生による魚の形態学教室でした。魚の大きさをノギスを使って測ったり、ヒレの骨やウロコの数の数え方を教わったりした後、ヒレを立ててきれいな標本を作る体験をしました。参加した子どもたちは、みんなノートにびっしり記録をとっていました。
ボラは泥臭くて“おいしくない魚”と皆さん敬遠されますが、実は大分県はボラの消費量が日本で一番だそうです。中津の漁師さんがとるボラは、沖を泳いでいる大型のボラで、きちんと処理をするととてもおいしいです。特に冬は脂がのっていておいしいです。夏のボラのお刺身はあっさりしているので、ショウガのしぼり汁と小ネギをたっぷりかけてから、お醤油をかけて混ぜて食べるとビックリなおいしさです。
NPO法人 水辺に遊ぶ会 足利由紀子
イベント名 | オープン・ラボ |