佐賀関の小島漁港で9月10日「第25回大漁おし初め競技大会」が開催されました。
この大会は櫓漕ぎの和船を用いて25メート先のブイを折り返し、男性は4人のチームで2人ずつ交代して2往復、女性は2人で1往復してその速さを競いました。
この競技大会は昭和初期のころ、実際に漁業等で用いていた和船を使って正月2日に漁師の腕自慢として始まったとされていますが、その起源には諸説あるようです。
現在は地元の方々をはじめ、一般の企業や学生が参加して賑わい、今年で25年を迎えています。佐賀関の地域振興の一環として、そして和船の櫓漕ぎを文化として後世に残したいという思いが主催者の想いとしてあります。
なれない櫓漕ぎに船がまっすぐ進まず苦労しているチーム、ユニークな仮装で会場を沸かせたチームなど様々なチームが熱戦を繰り広げました。
男性の部では「黒が浜Aチーム」、女性の部では「関中女子うるせえ奴等」がそれぞれ優勝。参加された方、応援された方、皆さん笑顔の楽しい大会でした。
イベント名 | 第25回大漁おし初め競技大会 |
参加人数 | 男性の部18チーム 女性の部9チーム |
日程 | 9月10日(日)13:00〜15:00 |
場所 | 佐賀関小島漁港周辺 |
主催 | おし初め保存会 |