海の仕事について学ぶ『海のお仕事図鑑』を開催しました。伺ったのは「別府湾をきれいにする会」。海に浮いたごみを回収する海上清掃船『清海』に乗り、活動を見学しました。参加したのは、大分市、由布市、臼杵市、宇佐市から集まった11人の小学生たち。はじめに、別府湾をきれいにする会の大園さんから、海のごみがどこからやってくるのか、季節によりごみが増減すること、ローターという機械でごみを吸い込む仕組みなどを教えてもらいました。
ライフジャケットを装着したら乗船です。心地よい風を受けながら出航しました。しかし海面をのぞくと、生活ごみが浮いています。ペットボトルや、アイスクリームの容器、テニスや野球のボール、スリッパ…身近なものがごみになり浮遊する様子に、少なからず衝撃を受けた子供たちでした。
船から降りたあとは、学習のまとめです。仕上がったら、ひとりずつ発表をしました。
雨の時期のごみが多く海に流れこむこと。海から遠く離れた山の奥からのごみもあること。これから自分たちもごみを少なくするように心がけたい。この仕事をしている人たちはすごいと思った。こういった活動を友達や家族に伝えたい。といった積極的な意見が出されました。大分県には1槽しかない海上清掃船。貴重な体験になった夏休みの1日でした。
イベント名 | 海のお仕事図鑑 |
参加人数 | 11名 |
日程 | 8月17日(金) |
場所 | 大分市豊海 住吉埠頭 |
協力 | 別府湾をきれいにする会 (講師:常務理事 事務局長 大園秀明氏) |