毎年開催している小学生を対象とした体験学習「海と日本プロジェクト オリジナルイベント」。
今年は、「大分のシイタケとカキ調査隊」と題して、
シイタケとカキでつながる大分の海と山について、2日間の日程で学びます。
2022年11月19日。テレビ大分に集まったのは、県内の小学5・6年生19人。
みなさん最初は緊張した様子。まずは、オリエンテーションのスタートです。
緊張をほぐすために、まずは大きな声であいさつしましょう!
子どもたちの応援リーダーを務める、「つだつよし、」さんが元気に呼びかけます。
今回は、山と海、それぞれ頼もしい先生が、子どもたちの学びをバックアップしてくれます。
山の先生は、大分県農林水産県研究指導センターの林浩昭博士、海の先生は、
大分県農林水産研究指導センター水産研究部の宮村知良博士です。
二人の先生から、大分県の山のこと、海のことについて説明を受けた後、いよいよ、
バスに乗って大分のシイタケとカキ調査隊は出発です。
まずは、「山」の学習から。向かったのは、大分県北部、国東市にある「くにさき半島 山や」。
原木シイタケの栽培されている場所です。ここでは、生産者である山やの山口さん夫妻に案内してもらいながら、原木シイタケ栽培について学びました。
大分県名産のシイタケの原木栽培場で、実際に原木シイタケが育つ場所を見せてもらったり、シイタケの「コマ打ち」や収穫の体験をしたり、山林を歩いたりしながら、山と海のつながりについて学びました。
みんな、初めての体験に興味津々。積極的に質問して、取材ノートにメモをとっていました。
実はこの原木シイタケづくりの中に、海とのつながりが隠されています。
原木シイタケの栽培のためにクヌギを伐採することで、山林には適度な陽の光が差し込みます。それは、豊富な栄養をもたらし、その栄養が、川から海に流れて、豊かな海の環境につながっていくんです。
イベント名 | 「大分のシイタケとカキ調査隊」海と山の素敵なつながり~再利用で海を守る~ |
参加人数 | 小学校5・6年生、19名 |
日程 | 11月19・20日 |
場所 | 国東市・佐伯市・大分市 |
主催 | 海と日本プロジェクトin大分県 |
協力 | 大分県農林水産研究指導センター・国東半島宇佐地域 世界農業遺産推進協議会・くにさき半島 山や ・ 合同会社 新栄丸 ・焼肉 韓国苑 |