大分県大分市の田ノ浦ビーチで8月20日、楽しみながら海の環境問題を考えるイベント「海で遊んで学ぶフェスタ!」が開催されました。地元の団体などによる音楽と踊りのステージのほか、キャンプグッズの展示や体験ブース、マリンスポーツのSUP(サップ)体験などがあり、多くの家族連れで賑わいました。
砂浜では海洋プラスチックごみを出さないことをテーマにした「砂の彫刻づくり」が行われました。バケツに砂を集め海水で固めたものを子どもたちが自由な発想で彫刻。城や家、ケーキなどをつくって仕上げに装飾するのは砂浜でみつけた「ごみ」。大分県立芸術文化短期大学美術科の学生や先生の協力もあって素敵な“アートな世界”がビーチにできあがりました。子どもたちの指導にあたった白石恵理助教授は「アート活動を通して地元の海と環境問題に興味を持つきっかけになってほしい」と話してくれました。
また会場には海と日本プロジェクトの特設ブースを設置。海を未来へつなぐアクションの輪を広げようと、身近な海の環境問題などを来場者に紹介しました。
イベントを主催した市民団体「アクティブ世代☆おおいた」の岩切義和さんは「大分の美しい海を子どもたちと一緒に未来に残していくのは私たち大人の使命」「今後もこのようなイベントを継続していきたい」と話してくれました。
イベント名 | 海で遊んで学ぶフェスタ!〜海洋プラごみを出さないために〜 |
日程 | 2022年8月10日(日) |
場所 | 田ノ浦ビーチ(大分県大分市) |
主催 | アクティブ世代☆おおいた 海で遊んで学ぶフェスタ!実行委員会 |