大分県の海について学び、大分の海を未来に引き継ぐ「海の伝道師」を育成する
大海原の王 大友宗麟プロジェクトVol.2「海の伝道師 育成塾」
臼杵市で大分県立海洋科学高校の皆さんに海洋観測の体験をさせていただきました。
大分県立海洋科学高校の船『新大分丸』は、マグロはえ縄漁船です。
海洋科学高校の2年生はこの船に乗り、ハワイ沖でマグロを獲ります。
そんなすごい船に、海の伝道師育成塾のみんなも、乗せてもらいました
はじめに、乗船式です。船内の案内や、海洋調査の方法を教えてくれる専攻科の9人や、先生たちが自己紹介。マグロを釣るためのしかけの長さが100kmで2000〜2500本のえさをつけますが、そのうちマグロがかかるのが、よくて20本ぐらい。でも獲れたときの喜びはひとしお! そんな実習の様子を画像で見せてもらいました。
続いて海洋観測です。筒状の容器を海に入れ、海水をとって温度を計測。白い円板状の道具を海に沈め、見えなくなるところで深さを測定。濃紺から薄緑のグラデーションの水色計を使い、海の色を調べる、といった体験をしました。
船内見学では、居住区や無線室、機関室などを見てまわり、実際に計器に触れさせてもらいました。案内や説明をしてくれた専攻科の学生さんは、皆さんこれから海での仕事に就かれます。お兄さんたちのテキパキとした様子に、海の仕事への興味を持った子もいました。最後に海洋科学高校副校長の鶴原先生が、「海に興味を持ち、海を大切にしてくださいね」とお話しし、子供たちは深くうなずき、新大分丸でのミッションは終了しました。
イベント名 | 海の伝道師育成塾「新大分丸での海洋観測体験」 |
参加人数 | 20名 |
日程 | 8月20日(月) |
場所 | 臼杵港 |
協力 | 大分県立海洋科学高校 |