大分市の田ノ浦ビーチで、大分県と大分ライフセービングクラブのサポートによるマリンスクールが開かれ、11回めの今年もたくさんの親子連れが参加しました。
まずはビーチのゴミ拾い。続いてシュノーケリングの体験です。最初はおっかなびっくり海面に顔をつけていた子供たちも、徐々にやり方を覚え、最後は護岸までの遊泳を楽しみました。
カニやヤドカリ、貝などを見つけ、感触を確かめながら採集しました。うみたまごの学芸員の今井さんは沖に潜り、ヒトデやウニやナマコなどを採り、子供たちに見せてくれました。ウニを手のひらに乗せてその重さを感じ、ナマコをつかんで生き物の不思議に気付くなど、五感で海を味わいました。
「この日学んだことを、将来自分の子供に教えてほしいと思った」などの感想が出ました。みんなで手をつないで輪になり、「パオ!(ハワイ語で無事故をたたえあう言葉)」と発して、マリンスクールは終了。参加者全員に、修了証と認定カードが授与されました。
大分ライフセービングクラブの尾田さんによれば、8月5日現在、田ノ浦ビーチでは17件のレスキューが入っており、そのほとんどが子供です。海は注意をおこたれば怖いところですが、正しい知識があれば、とても楽しく過ごせる場所だということを、改めて教えてもらった時間でした。
イベント名 | マリンスクール’18 |
日程 | 8月5日(日) |
場所 | 大分市田ノ浦ビーチ |
主催 | 主催:大分県 協働:NPO法人 大分ライフセービングクラブ |
協力 | うみたまご 学芸員 今井謙介氏 星野和夫氏 |