大分県大分市の田ノ浦ビーチで9月24日(土)『シーバードデイ2022〜海の安全教室〜』が開催され、地元の子供たちを中心に約50人が参加しました。イベントを企画したのは大分市の団体『シーバード田ノ浦』。代表の尾田智史さんは「海岸愛護の気持ちを育むとともに海の安全教室や水上オートバイの体験乗船を通じて、近年増加している水上オートバイの事故防止に対する意識の向上をはかりたい」と開催の思いを語ってくれました。
開会式のあと参加者全員で清掃活動を実施。9月に発生した台風14号の影響で多くの海ごみが砂浜に漂着していて、中でも特に海洋プラスチックごみが多く見られました。水上に浮かぶごみはSUP(サップ)に乗って網ですくって回収。地元の海への感謝の気持ちを育みました。
「海の安全教室」では、大分海上保安部の職員が海で溺れた人を身近なモノで救助する方法を紹介したり、大分地方気象台の職員が地震などの際に津波の警戒を呼びかける『津波フラッグ』の説明を行い、水難事故を防ぐ意識を啓発しました。
また、水上オートバイの体験乗船とSUPの体験会も開かれ、子供たちは初めての体験に大興奮。楽しみながら地元の海と親しみました。
イベントを主催するシーバード田ノ浦のメンバーによる「水上オートバイのレスキューデモンストレーション」が実施され、海で溺れた人を救助する方法を紹介しました。代表の尾田さんは「このような活動がもしもの災害時の一助になればうれしいです」と話してくれました。
イベント名 | シーバードデイ2022 〜海の安全教室〜 |
参加人数 | 約50人 |
日程 | 2022年9月24日(土) |
場所 | 田ノ浦ビーチ(大分県大分市) |
主催 | シーバード田ノ浦 |