中津干潟でとれた「アカニシ貝」を使った染色体験!

2021-8-18
海と日本PROJECT in 大分県

高貴な薄紫色に染まる染色体験!

  1. 中津干潟でとれるアカニシ貝について教えていただきました
  2. 中津干潟観察会で見つけた小さいアカニシ貝
  3. みんなのハンカチを鍋の中へ

海の伝道師育成塾、2日目はアカニシ貝を使った染色体験です。アカニシ貝は中津干潟に生息する巻貝で、悪鬼貝(アッキガイ)という怖そうな名前のグループに属しています。詳しいお話を大分大学の都甲先生がしてくれました。

アカニシ貝を使った染色では、貝紫と呼ばれる美しい紫色の染め物ができます。でも、日本には貝紫の歴史資料がほとんど残っていません。吉野ヶ里遺跡から、貝紫で染められた布の切れ端が出てきたそうですが、詳しいことはわかっていません。貝を使った紫は、古代エジプトのクレオパトラやシーザーが愛した色だそうです。

さっそく染色に挑戦です。水辺に遊ぶ会の山守さんが貝から身を取り出し、プルプラ腺を分離しました。アカニシ貝には、パープル(紫)の語源となったプルプラ腺という部位があるのです。プルプラ腺は黄色い色をしていて、見た目は少し気持ちわるいのですが、ここから美しい紫色が作れるのだそうです。海の不思議、昔の人はよくぞ発見しましたね! 

アカニシ貝でハンカチがきれいな紫に染まりました!

  1. 取り出した時は黄色に染まっています
  2. 広げると徐々に紫色に…
  3. きれいな紫色に!大成功!

プルプラ線を太陽の光に当てると紫色の染料になります。でもこの染料を布に付けてもうまく染まりません。染料と還元剤と呼ばれる薬、適量の水をを鍋に入れると黄色い染料液ができます。

塾生たちは木綿のハンカチを好きな形に絞って輪ゴムでまとめ、染め物の柄ができるように準備しました。各々が好きなように輪ゴムで縛り終えると、それらを黄色い液体に入れ80〜90度で煮ます。この時、光が入らないように鍋に覆いをします。この段階で光を当てないのは、当てると紫が青に化学変化してしまうからだそうです。

しばらくして黄色く染まったハンカチを引き上げ、輪ゴムをほどくと空気に触れて酸化して、みるみる紫が出てきました!

塾生たちのオリジナルハンカチ。水道水で洗って干すと、きれいな紫色が風にたなびきました。

イベント名おおいた海の伝道師育成塾
参加人数小学5・6年生18名
日程8月7・8日
場所大分県中津市
主催海と日本プロジェクトin大分県 事務局
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