ひがた　だいすき！2019（中津干潟だよりVol.5） | 海と日本PROJECT in 大分県

５月１２日日曜日、中津干潟に面した大新田海岸では、今年度初めてのビーチクリーンを行いました。

水辺に遊ぶ会では年に４回ビーチクリーンを行っていますが、今年で１９年目、７２回になります。この日も子どもたちや企業の方など、１９０名の方がボランティアで参加してくれました。

　この海岸も、昔は車やバイクなど大きなごみが捨てられていたり、たくさんのごみが散乱していましたが、２０年近く、たくさんの方が定期的にビーチクリーンを行ってくれたおかげで、かなりきれいになりました。でも、すぐ近くの別な海岸では、こんな光景も目にします。写真のごみをよく見ると、ほとんどが私たちのくらしの中から出てきたごみです。中でも、プラスチックのごみは軽くて水に浮くことから、世界中の海に広がり、多くの問題を起こしています。みなさんの家の近くの海岸はどうですか？

　最近ニュースなどで耳にする「マイクロプラスチック」は、こうしたプラスチックのごみが海の中を漂ううちに、小さく砕けたもののことを言います。一見きれいな海岸も、よく見ると、小さな小さなプラスチックのかけらがたくさん落ちています。海岸の砂をすくって水に入れて、浮いてきた小さなかけらを集めた写真です。色とりどりのプラスチックごみがあることにびっくりします。

参加してくれたみなさん、ありがとうございました。

次回は９月です。よろしくお願いします。

NPO法人　水辺に遊ぶ会　足利由紀子