「海ごみゼロウィーク2022」 ウミガメが産卵する海岸を守ろう!

2022-5-31
海と日本PROJECT in 大分県

大分市の大志生木海岸でビーチクリーン&環境イベント

  1. 市内有数のウミガメの産卵場所でもある大志生木海岸
  2. 一般の方から学生まで多くの参加者が海岸清掃に汗を流した
  3. ウミガメ産卵時の様子:2013年撮影「NPO法人おおいた環境保全フォーラム 提供」

日本財団と環境省が共同で開催している「海ごみゼロウイーク」。

「海ごみゼロ」を目指す全国一斉清掃キャンペーンで、春と秋の年2回開催されています。

春は、5月28日(土)~6月12日(日)の期間に、海岸などの清掃活動が全国各地で行われます。

それに先駆けて5月14日、大分市の大志生木海岸でビーチクリーン&環境イベントが行われました。

一般の人から学生まで、およそ40人が海岸の清掃活動に汗を流しました。

海ごみの多くは、ペットボトルなど私たちの生活から出るものや、牡蠣の養殖に使用される漁具など、

たくさんのプラスチックごみです。

集められた海ごみは、分別され、どんなゴミが多く捨てられているのかを、参加者全員で共有しました。

「楽しく海岸清掃ができた」「想像以上にゴミが多くビックリした」など参加者の反応もさまざまでした。

ウミガメの産卵場所を守ために

  1. NPO法人おおいた環境保全フォーラムの内田さん
  2. 日本文理大学の学生による海岸再生事業の報告会
  3. 海岸再生について研究する日本文理大学の中西准教授

市内有数のウミガメの産卵場所でもある、この大志生木海岸。

現在は道路の拡幅工事が行われており、海岸の姿が変わろうとしています。

「工事の後も、ウミガメが産卵し続けられる海岸づくりを行なって行かなければいけない」。

今回のビーチクリーン&環境イベントを主催したNPO法人おおいた環境保全フォーラムの内田さんは

訴えます。

ビーチクリーンの後、日本文理大学工学部、中西研究室の学生による海岸再生事業の報告会が行われ

大志生木海岸での、ウミガメの産卵について発表されました。

「こういう状況を知ってもらい、どうしたらいいかを考えてもらうことが、環境保全につながる。

多くの人に海に来て、海と触れ合ってもらい、考えてもらいたい」。

そのように話すのは、海岸再生について調査・研究を行う、日本文理大学の中西准教授。

この海岸は、市民や自治体、大学が連携して、今後もウミガメが戻って来られるような海岸作りが

行われていきます。

「海ごみゼロウイーク」で海岸清掃に参加しよう!

春の海ごみゼロウイークは、6月12日まで。また、9月17日(土)~9月25日(日)は、

秋の海ごみゼロウイークも開催されます。

皆さんも身近な場所で是非、海岸清掃などに参加してみてはいかがでしょうか。

イベント名ビーチクリーン&環境イベント
参加人数40人
日程2022年5月14日(土)
場所大分市大志生木海岸
主催NPO法人おおいた環境保全フォーラム
協力大分県、日本文理大学
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